宮部みゆき(みやべみゆき)

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1960年東京生まれ。「理由」で直木賞受賞。
良質のミステリー小説と時代小説を数多く発表しています。
サスペンスもの、コメディタッチのもの、超能力ものなどいろいろありますが、どれも思わず引き込まれるストーリー展開が魅力です。作品を読んだ後、あたたかい気持ちになれます。
(でも「模倣犯」は、個人的には再読不能なくらいきつかったです)

※08/06/19、講談社「ICO―霧の城―」刊行(ノベルス版)
※08/07/30、角川書店「おそろし 三島屋変調百物語事始」刊行(四六判)

京極夏彦(きょうごくなつひこ)

>> 公式サイト「大極宮」 / ウィキペディア「京極夏彦」
1963年北海道生まれ。小説家・意匠家。「後巷説百物語」で直木賞受賞。
講談社の「京極堂シリーズ」は、昭和初期、古本屋店主(家業は神主、副業は憑き物落とし)が、民族学・認知心理学的見地から怪異を解体(憑物を落とす)していくお話です。
角川書店の「巷説百物語シリーズ」は、江戸末期、小悪党一味が人為的に怪異を演出し、悪党を自滅に追い込んでいくお話です。

※08/06/25、角川書店「覘き小平次」刊行(文庫落ち)
※08/06/25、角川書店「妖怪大談義」刊行(文庫落ち、対談集)
※08/07/18、メディアファクトリー「幽談」刊行(単行本)
※08/07/29、新潮社「完全復刻 妖怪馬鹿」刊行(文庫、再刊・追加有、対談集)

小野不由美(おのふゆみ)

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1960年大分生まれ。夫は推理作家の綾辻行人。
「十二国記」シリーズ、「東亰異聞」、「屍鬼(文庫版全5巻)」がお気に入りです。
「十二国記」は中国古典風異世界ファンタジー。官吏制度から度量衡に至るまでの緻密な設定と神話風の設定が妙にマッチしていて好し。ネガティブな少年少女の、成長物語です。
「屍鬼」はスティーブン・キング著「呪われた町」へのオマージュとして書かれた作品だそうです。日米の宗教観の違いがくっきり。

<十二国記シリーズ>
講談社X文庫(絵・山田章博)と講談社文庫(一部加筆修正)で刊行。
現在、講談社文庫が先行する形式になっています。
新潮文庫「魔性の子」は独立した話ですが、十二国記外伝に相当します。

須藤真澄(すどうますみ)

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1964年東京生まれ。漫画家。
ほのぼのする画風と、まったり&スパイシーな作風がツボにはまります。
愛猫「ゆず」くんをネタにしたシリーズと、エッセイ風「おさんぽ大王(全7巻)」シリーズがお気に入り。

山下寅彦(やましたとらひこ)

>> 公式サイト
写真家。
可愛いだけではなく、自然体で存在感のある猫の写真は最高です。
うちでは毎年、山下氏の壁掛けカレンダーを買っています。
他、私のお気に入りの本は「ネコスタシー(文・加藤由子)」と「低血圧なネコ(文・渡辺真理)」。

井上祐美子(いのうえゆみこ)

>> ウィキペディア「井上祐美子」
1958年兵庫生まれ。
デビュー前は「星群」という創作グループでSFを書いていましたが、現在は中国の歴史を素材にした作品(史伝、架空歴史物語、ファンタジー)を発表しています。
作風は「鮮やかな武侠と涼やかな情趣」。

大原まり子(おおはらまりこ)

>> 公式サイト「アクアプラネット」 / ウィキペディア「大原まり子」
1959年大阪生まれ。夫はSF作家の岬兄悟。
「ハイブリッド・チャイルド」で星雲賞受賞、「戦争を演じた神々たち」で日本SF大賞受賞。
女性・母性の感性で世界を描くSF小説作家。おバカSF作品もお得意のようです。
一時期はまりました。今は「ハイブリッド・チャイルド」だけ持っています。

ディーン・クーンツ(Dean Koontz/Dean R. Koontz)

>> 日本語訳作品リスト / 公式サイト
1945年生まれ。
80年「ウィスパーズ」でメジャー作家の仲間入りをし、86年「ストレンジャーズ」でその地位を揺るぎないものとしました。92年「ドラゴン・ティアーズ」以降、ミドルネームの「R(Ray)」を廃しています。
緻密な人物描写と背景描写、緊迫感あふれる展開と期待を裏切らない結末は、まさに娯楽小説の王道です。
私のお気に入りは「ウォッチャーズ」「ストレンジャーズ」「12月の扉」。

※08/06/25、早川書房「善良な男」刊行(文庫)

キャロル・オコンネル(Carol O'Connell)

>> 日本語訳作品リスト
1947年生まれ。
98年「クリスマスに少女は還る(原題:JUDAS CHILD)」でブレイク。
「クリスマス〜」以外は全て、デビュー作からのシリーズもの(マロリー・シリーズ)です。竹書房からシリーズ最初の2冊が出ていますが、現在東京創元社より新訳で順次刊行中です。
登場人物がとても個性的かつ魅力的。独特の文体。普通のミステリー小説とはひと味違います。

トマス・ハリス(Thomas Harris)

>> 公式サイト
1940年生まれ。75年、スパイ・サスペンス「Black Sunday」でデビュー。
1981年「Red Dragon」、1988年「The Silence of the Lambs(邦題:羊たちの沈黙)」、1999年「Hannibal」、2006年「Hannibal Rising」とシリーズものを発表。全作品が映画化されています。
「羊たちの沈黙」はミステリー界にサイコ・スリラーというジャンルを確立した記念碑的作品としても有名です。

ジェフリー・ディーヴァー(Jeffery W. Deaver)

>> 公式サイト
1950年生まれ。ジャーナリスト、弁護士を経て、88年「Always a Thief」でデビュー。
有名なのは映画化された「The Bone Collector(邦題:ボーン・コレクター)」でしょうか。
私のお気に入りは「ボーン・コレクター」をはじめとする「リンカーン・ライム」シリーズと「悪魔の涙」。

※08/09/下、文藝春秋「スリーピング・ドール」刊行予定(単行本)

ポール・リンゼイ(Paul Lindsay)


1943年生まれ。92年「Witness to the Truth(邦題:目撃)」でデビュー。当時は現役FBI捜査官。
退職後「Code Name: Gentkill(邦題:宿敵)」「Freedom to Kill(邦題:殺戮)」を発表。三作ともにFBI捜査官「マイク・デヴリン」シリーズ。作品中でFBI上層部の無能ぶりと官僚主義を徹底的におちょくったため、かなりの物議をかもしだしたそうです。
その後もFBI捜査官が主人公の作品を2,3年に1作の割合で発表しています。

※07/04/13、講談社「応酬」刊行(文庫)

タニス・リー(Tanith Lee)

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1947年生まれ。71年、児童向けファンタジー「The Dragon Hoard(邦題:ドラゴン探索号の冒険)」でデビュー。
75年に「The Birthgrave」でモダン・ファンタジー界にデビューし、78年から開始された平たい地球シリーズ第一作「Night's Master(邦題:闇の公子)」で人気は不動のものとなりました。
聖書や神話・民間伝承等の様々なモチーフを取り入れた夢幻的な独特の世界をみせてくれます。美しいだけではなく退廃的な禍々しさも魅力。基本的にオトナ向け。

※08/09/上、早川書房「闇の公子」刊行予定(復刊)

ナンシー・A・コリンズ(Nancy A. Collins)


1959年生まれ。89年「Sunglasses After Dark(邦題:ミッドナイト・ブルー)」でデビュー。同作で英国幻想文学賞、ブラム・ストーカー賞受賞。
ミッドナイト・ブルー三部作(ミッドナイト・ブルー/ゴースト・トラップ/フォーリング・エンジェル)+外伝(ブラック・ローズ)が出版されています。人間性と残虐性を併せ持った吸血鬼ソーニャ・ブルーの物語です。